2012年04月18日
沖宮春の例大祭
去る4月13日(金)〜14日(土)は、沖宮例大祭を無事全日程をつつがなく執り行うことができました。
沖宮例大祭日は旧暦3月23日となっております。
昔から奥武山にある三山の一つ天燈山は、別名黄金森(くがにむい)または、天地午方(てぃんちうまぬふぁ)と呼ばれ、何らかしらの理由により人々が祈りを捧げていた場所です。
昭和32年旧暦3月23日、沖宮先代宮司 比嘉真忠先生がご神託のもと天燈山(てんとうざん)に石碑を建立し、太陽が光と熱とをもって宇宙万物を生成化育するように、広い御心で万民を等しく一人のもれもなく公平に成長発展せしめる神様「天受久女龍宮王御神(てんじゅくめりゅうぐうおうおんかみ)別名・天照大御神(あまてらすおおみかみ)」がご鎮座する御嶽(ウタキ)だということが明らかにされました。
多くの神人(かみんちゅ)が、ここを「世界のてんぷす(おへそ)・中心」と言われる大事なパワースポットなんですよ!
この場所には、今なお様々な伝説を残す16世紀に活躍した日秀上人(にっしょうしょうにん)が建立したとされる貴重な石碑も残っていて、古の昔より選ばれた場所であったことが伺えます。
今回その特別な日に合わせて、賽音吉雅(セーンジャー)さんが馬頭琴の音色を神様にご奉納して頂きました。
不思議なことに、このご縁を結んでくださった方の干支も何と午年だったんです!
又、奉納をされた4月14日は、セーンジャーさんが12年前に初めて来日した日でもあることもわかり鳥肌が立ちました。
やはり、何か大きな意味があったに違いありませんね。
もちろん、事前に降っていた雨も上がり沖宮宮司・祝女(ノロ)さん・その場に居合わせた崇敬者による祈りの後、セーンジャーさんによる幻想的な奉納演舞が始まりました。皆が何とも言えない気持ちになったことは申し上げるまでもありません。
きっとこれを導いた神様も喜んで頂き、さらに世の人々に光を照らして頂けるに違いないと思いました。
神様の御恵の下、今年の例大祭を最高な形で終えることができ、ご尽力を賜った多くの方々に感謝の気持ちで一杯です。




セーンジャーさんは、とても素敵な方で人柄も最高でした。モンゴル人の持つ愛情の深さを知ることができ、改めて気づかされる事が多くありました。
天燈会 其の七(4月13日(金)当日祭)
日頃大変お世話になっております、日出克さん、田村邦子さん、そして今回セーンジャーさんとのご縁のきっかけを作っていただいたDAVID RALSTON (デビット・ラルストン)さんもゲスト出演していただき、舞台を盛り上げていただきました。
衷心より厚く御礼申しあげます。



会場の参列者もご一緒に、てぃんさぐぬ花を合唱しました。

演奏を聴いた方々も、大変満足して頂きました。特に女性の方々は、当然ながらうっとり見入っておりました。
セーンジャーさんも、初めての沖縄に満足・大好きになったようで、是非、沖縄とモンゴルとの交流事業を企画しようと盛り上がりました。
さらに、沖縄を離れる日、観光で訪ねた首里城にて展示されている「琉球王国の印鑑」には、何とモンゴル文字が・・・
沖縄とモンゴルとの関係を確信した瞬間でした。(写真はレプリカです)

モンゴルの草原の夜空一杯に広がる星空のもとセーンジャーさんの演奏・・・想像しただけで心躍ります。
このように沖宮では、神様を崇めるべく、春夏秋冬、様々な祭事、行事を開催しています。
天燈会 其の八 ✩ 5月26日(土)19:00 DAVID RALSTON(デビットラルストン) CDリリースライブ
前売 2,000円 当日 2,500円
天燈会 其の九 ✩ 6月16日(土) 19:30 平和の祈り 予定
乞うご期待!
このブログで折を見て、お知らせしますので、機会がありましたら、ぜひ、足をお運びくださいね。
沖宮例大祭日は旧暦3月23日となっております。
昔から奥武山にある三山の一つ天燈山は、別名黄金森(くがにむい)または、天地午方(てぃんちうまぬふぁ)と呼ばれ、何らかしらの理由により人々が祈りを捧げていた場所です。
昭和32年旧暦3月23日、沖宮先代宮司 比嘉真忠先生がご神託のもと天燈山(てんとうざん)に石碑を建立し、太陽が光と熱とをもって宇宙万物を生成化育するように、広い御心で万民を等しく一人のもれもなく公平に成長発展せしめる神様「天受久女龍宮王御神(てんじゅくめりゅうぐうおうおんかみ)別名・天照大御神(あまてらすおおみかみ)」がご鎮座する御嶽(ウタキ)だということが明らかにされました。
多くの神人(かみんちゅ)が、ここを「世界のてんぷす(おへそ)・中心」と言われる大事なパワースポットなんですよ!
この場所には、今なお様々な伝説を残す16世紀に活躍した日秀上人(にっしょうしょうにん)が建立したとされる貴重な石碑も残っていて、古の昔より選ばれた場所であったことが伺えます。
今回その特別な日に合わせて、賽音吉雅(セーンジャー)さんが馬頭琴の音色を神様にご奉納して頂きました。
不思議なことに、このご縁を結んでくださった方の干支も何と午年だったんです!
又、奉納をされた4月14日は、セーンジャーさんが12年前に初めて来日した日でもあることもわかり鳥肌が立ちました。
やはり、何か大きな意味があったに違いありませんね。
もちろん、事前に降っていた雨も上がり沖宮宮司・祝女(ノロ)さん・その場に居合わせた崇敬者による祈りの後、セーンジャーさんによる幻想的な奉納演舞が始まりました。皆が何とも言えない気持ちになったことは申し上げるまでもありません。
きっとこれを導いた神様も喜んで頂き、さらに世の人々に光を照らして頂けるに違いないと思いました。
神様の御恵の下、今年の例大祭を最高な形で終えることができ、ご尽力を賜った多くの方々に感謝の気持ちで一杯です。
セーンジャーさんは、とても素敵な方で人柄も最高でした。モンゴル人の持つ愛情の深さを知ることができ、改めて気づかされる事が多くありました。
天燈会 其の七(4月13日(金)当日祭)
日頃大変お世話になっております、日出克さん、田村邦子さん、そして今回セーンジャーさんとのご縁のきっかけを作っていただいたDAVID RALSTON (デビット・ラルストン)さんもゲスト出演していただき、舞台を盛り上げていただきました。
衷心より厚く御礼申しあげます。

会場の参列者もご一緒に、てぃんさぐぬ花を合唱しました。
演奏を聴いた方々も、大変満足して頂きました。特に女性の方々は、当然ながらうっとり見入っておりました。
セーンジャーさんも、初めての沖縄に満足・大好きになったようで、是非、沖縄とモンゴルとの交流事業を企画しようと盛り上がりました。
さらに、沖縄を離れる日、観光で訪ねた首里城にて展示されている「琉球王国の印鑑」には、何とモンゴル文字が・・・
沖縄とモンゴルとの関係を確信した瞬間でした。(写真はレプリカです)

モンゴルの草原の夜空一杯に広がる星空のもとセーンジャーさんの演奏・・・想像しただけで心躍ります。
このように沖宮では、神様を崇めるべく、春夏秋冬、様々な祭事、行事を開催しています。
天燈会 其の八 ✩ 5月26日(土)19:00 DAVID RALSTON(デビットラルストン) CDリリースライブ
前売 2,000円 当日 2,500円
天燈会 其の九 ✩ 6月16日(土) 19:30 平和の祈り 予定
乞うご期待!
このブログで折を見て、お知らせしますので、機会がありましたら、ぜひ、足をお運びくださいね。
Posted by 琉球の祭典 at 16:45
│沖宮(おきのぐう)