2012年04月12日

お花プロジェクト

ハイサイ、みなさんこんにちは!

今日は、お花のお話です。豚に真珠、掃き溜めに鶴などということわざがあります
が、強面(こわもて)と恐れられている(!?)私、実は植物が大好きなんです。

そこで、沖宮を四季折々の花の彩りと香りでいっぱいにして、神様に喜んでいただくことはもちろん、ご参詣される善男善女の皆様が心地よくお過ごしになれるようにと、一昨年より沖宮にて「お花プロジェクト」を展開しております。

まずは手始めに、私の思いにご賛同いただいた皆様よりお贈りいただいた蘭の植え付けをスタートさせました。

蘭は花が咲き終わると枯れてしまうと思ったり、咲き終えた蘭をまた咲かせるのは大変難しいと思っている方も多く、店舗のオープン祝いの蘭を喜んで寄贈してくださったり、庭の隅にあった鉢をくださるなどしています。

私も専門家ではありませんが、好きこそものの上手なれよろしく、きちんと育てられるか半信半疑の中、見よう見まね日々、手入れに心地いい汗を流しております。

境内地にある末社・辨財天宮周辺で始まったプロジェクトですが、環境が良いのか沢山の方々から頂いた多くの蘭が私の予想以上に成長し、美しく咲き誇っております。
辯財天の神様とは、一般には七福神の中で楽器の琵琶を弾く妖艶な姿で現される福徳、諸芸能上達の神様として広く信仰されていますね!
ルーツは古代インドの水の神サラスヴァーティーで、奈良時代仏教とともに日本に伝来し、後に財宝神としての性格が付与され「才」が「財」の音に通じることから「弁財天」とも表記しているそうです。
沖宮の辨財天宮では、辨天負百津姫神(べんてんよもつひめのかみ)という辰の神様をお祀りしておりますので、辰年生まれの方は是非お参りください。もともと弁財天は、水の神としての性格をもっています。沖宮境内地にある弁財天宮にも、滝と池があり美しい鯉も気持ちよさそうに泳いでおります。水と花に囲まれた気持ちの良い隠
れスポットですよ。

花いっぱいに囲まれた神様が大いに喜び、世の人々を広く光照らして頂けるため、これからも「お花プロジェクト」をどんどん進めて参りたいと思います。そして、ゆくゆくはパワースポットである奥武山公園全体に広げることを夢見ております。何より
も多くの方々が、神社に足を運んで頂ける良い機会になればと願っております。

甘い花の香りが風にのって鳥をよび、月の光のもとに人々が集う…。花鳥風月を人が愛でる…、そんな奥武山を思い描いて、今日も蘭の手入れ、がんばります。






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Posted by 琉球の祭典 at 11:22 │沖宮(おきのぐう)