2012年07月03日

信仰とは

ハイサイ、みなさんこんにちは。
皆さんは、神社、仏閣、教会などに参拝する時、何を祈りますか?

沖宮において信仰とは、以下の通りに説明しております。

「信仰」とは、人間の持って生まれた使命を正しく尽くさせてくださいと念願し、念
願した事を忠実に努力・実行し、次に尽くさせて頂いた生きる力と日常生活へ感謝す
る心であります。
「使命」とは、生きる上で「何の為に命を使うのか」を意味し、それは基本的には
「世の為、人の為に使い尽すこと」であり、決して、利己的なことのみに使ってはいけな
いのです。
また、「神は心に宿る」という諺のごとく、我が為すことは我が為すことにあらず、
それぞれの守護神のお導きによる行動であるため、日常生活の中で、守護神へと連綿
と繋がる私たちの成り立ちにあって、最も近しい先達である親に感謝する心を忘れて
は、正しい御光を仰ぐ事はできません。親孝行とは父母を敬うことと同時に、先祖を
尊ぶことなのです。つまり、ここで云う親とは、父母から先祖(おや)へ更に遠津御祖
神(とおつみおや)へと、一系を貫く万世一系の御親(みおや)のことで、これが百八の
玉の道理です。
百八の煩悩とは、親から子へ、更に孫へと受け継がれて行く「使命」の現れであり、
その使命の道に外れた時に、煩悩が色々な形で禍となって、心身に現れて来ます。こ
れは、祖神(おや)が転ばぬ先の杖として、正しい導きへの悟りを開かせるために与え
てくださる忠告であります。

そのような教えからは、人は多くの悩み事と直面しますが、それぞれが神に選ばれた
使命者として生かされている意義を再確認し、常に守られているという自信を持って
頂く拠り所として、神社等の祈りの場が在るのでかないかと考えます。
そういう意味では、これから沖宮が果たす役割をあらためて真剣に考えさせられ、皆
さんがもっと気軽に参拝され、親しく関わりの持てる場所にしていくことが我々の使命
ではないかと考えております。
私も、この教えの信仰心を忘れずに精進して参ります!
皆様も、ご自身の使命とは何か?を問うべく、今一度、心と静かに向き合う 時間を
設けてみてはいかがでしょか?

例えば、今度の休日あたり、真夏の早朝、夜明けと共に、奥武山散策と洒落込みなが
ら参拝し、ご自身と向き合うもよし、月が美しい夏の宵に涼風と共に思索に耽るもよ
し。

東日本大震災以降、世の価値観が変化したといわれる今、「私」とは何か、心をみつ
めてみましょう。






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Posted by 琉球の祭典 at 13:56 │沖宮(おきのぐう)