親川(エーガー)
本日、与那原町にある拝所「親川(エーガー)」に行って参りました。
この拝所は首里城の東方にある霊地を巡拝する、東御廻い(アガリウマーイ)の行事で訪れる拝所の一つです。浜の御殿(ウドゥン)に天降りした天女が、御子を出産したときに、この湧井(カー)の水を産湯に使ったと伝えられています。現在、井戸跡には祠が建てられ、親川広場として整備されています。デイゴの古樹に囲まれた親川広場は、与那原(よなばる)町民の団結と憩いの場として親しまれ、与那原の代表的な行事である大綱引きも、ここから始まり、ここで終わります。
琉球王国時代に行われていた神事を想像しながら同地で受け継がれる神聖な熱い信仰の大切さを改めて感じました!